官能小説販売サイト 北山悦史 『淫交教師 美少女狩り』
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北山悦史    淫交教師 美少女狩り

目 次
第一章 美処女貫通
第二章 女教師襲撃
第三章 覗き屋教師
第四章 女教師凌辱
第五章 学園相姦図
第六章 少女乱交の宴
第七章 強姦教師復讐計画
第八章 逆襲ロリコン教師
第九章 学園穴兄弟

(C)Etsushi Kitayama

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   第一章 美処女貫通

     1

 結城春香の家は、中野区野方、環七通りから少し入った住宅街にあった。どっしり落ち着いた二階家である。
 海老原秀雄はキーを抜き、車を降りた。気分は、あまりよくない。これも仕事の一つとはいえ、やはり、できればエネルギーは授業のほうで使いたい。
 教えるのは社会科だが、大学時代にラグビーをやっていたので、体育教師たちに負けないくらいの体は、ある。ツラも、野性っぽいと言われたりする。そこを買われて、『望星女子学園中等部』の教師となった最初の年から、生活指導を担当させられている。今年で四年目に入った。
 結城春香は、もう三日も学校に来ていない。二年のときも欠席、遅刻は常習だったが、三年になっていっそういいかげんな生活態度になった。そこそこの成績を取っていれば高等部に進学はできるから、そのつもりでいるのかもしれないが、出席日数が足りなければ、中学部を卒業すること自体、難しくなる。
 それで海老原は、出勤前に、彼女のことを連れにきたのだった。彼女はいわゆる〃問題児〃である。朝早くから、遊び仲間とどんなワルをしていないともかぎらない。
 足が重いのは、その点にもあった。抜けるような肌をした結城春香一人だったら、そんなに悪い気分もしないが、街のチンピラとか、もっとタチの悪いのが一緒だと、自分一人ではどうしようもない。何のかの言っても、自分は単なる中学教師なのである。
 海老原は、門を通って玄関に向かった。チャイムは、ドア脇にあった。
「はァい、どなたですかあ」
 チャイムを押すとすぐ、インターホーンからけだるげな女の声の返事が聞こえてきた。
 春香の声に違いない。が、もう七時半を過ぎているというのに、寝ぼけているというのか、もしかしてシンナーでも……と思わせる、ロレツの回らない口調である。
「あー、学校の海老原だけど、学校に行く前にちょっと寄ってみたんだ。こんとこ休み、多いみたいだから。もう起きてたか?」
 海老原は背をまるめ、インターホーン越しにそう言った。
「え――」
 と、長く引く意外そうな声のあとで、彼女はつづけた。
「起きてますけどお……。今日はあたし、学校、休もうかって思ってるんですけどお」
「どうした? どっか体の具合でも、悪いのか?」
「はいー。ちょっと、おなかが……」
 女子生徒が「おなか」と言うのは、八割方、生理痛を指す。もし彼女の言うのが事実だとすれば、ちょうど生理が始まってから休んでいることになる。
 ふと、起きだしたは起きだしたが、生理の鈍痛でまた布団に突っ伏している結城春香の悩ましげな姿が、ほうふつとした。
 それが事実かどうかはともかく、どうやらほかにワル仲間はいないようである。チャイムを押してすぐに彼女が出たということは、家には彼女一人しかいないのかもしれない。
「お医者さんとかに診せなくて、いいのかな。うちの人に言ってあるのか?」
 彼女が家のどこに、どんな姿でいるのか想像しながら、海老原は言った。
「大丈夫なんです。そーゆーのは。で、今日もあたし休みますから、高見沢先生に言っといてください」
 やや正常さを取り戻した口調で、春香が言った。高見沢というのは、海老原より一つ先輩、二十六歳になる美人国語教師で、結城春香の担任である。
「いや、そんなに休んでばっかりじゃだめだぞ。もう三年なんだから。先生たちもみんな、心配してんだ。インターホーン越しではナンだし、玄関、開けてくれないか」
 もし、ピンクのネグリジェ姿の彼女が出てきたら、若妻なんかとはまた違った色っぽさなんじゃないかと、心ひそかに思いながら、海老原は言った。
「わかりましたあ。今、行きますう」
 またもや春香の口調が、けだるげなものに戻った。
 頭の上のほうで、ぱったぱったと、スリッパらしい足音がした。
 
 
 
 
〜〜『淫交教師 美少女狩り』(北山悦史)〜〜
 
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