週刊宝石編 『女たちの私生活1〜OLの性〜』
週刊宝石編 女たちの
私生活
シークレット・ライフ
1〜OLの性〜
目 次
まえがき…ぜ〜んぶホントの『OLの性』
第1章 オフィス・ラブ
オフィスでサイン
半径3メートルの恋
派遣レディの告白
社員旅行の夜
それぞれの春
ライバルはあの女
酔わせて抱いて
OL FUCKS FAX通信
第2章 好みの男
年下の男
もうデブしか愛せない
こいつのメリット
ラッキー・チン
恋はギャンブル
彼の歓喜の声
女は男につくられる
それぞれの愛
OL FUCKS FAX通信
第3章 困ったおじさん
職場のHヤロー
亀の甲は年の功
おやじのヒミツ
男たちの詩集
不倫の実際
OL FUCKS FAX通信
第4章 特別な日なの
わたしの〃性夜〃
わたくしどもの彦始め
バレンタイン・エッチ
だって、夏だから
わたしの性人式
女
ヽ
がソレを許すとき……
OL FUCKS FAX通信
第5章 OLの秘密
いけないひとり遊び
アレの日のわたし
ちびまん子ちゃん
わたしの不安
オフィス街の淫夢
昇天テクニック
それぞれのエクスタシー
わたしのヰタ・セクスアリス
サセコの哀しみ……
今夜も濡れて
OL FUCKS FAX通信
第6章 こんなHがしたい
サイコーの一発
してしてクンニ
ここが感じる……
お気に入りのセックス
レロレロが好き
入れない快感
フツーがいちばん
天国のドア
OL FUCKS FAX通信
第7章 甘くみるなよ
恋のかけもち事情
オトコたちの貢ぎ物
マリッジ・ブルー
淫らな人妻OL
げに恐ろしきは女たちの復讐
OL FUCKS FAX通信
第8章 こんなのイヤ
イヤになる瞬間
わたしが棄てた男
とんでもねえデート
痴漢ですよー
彼の秘密
涙の真実
OL FUCKS FAX通信
(C)Kobun-Sha 1992
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ぜ〜んぶホントの『OLの性』
「カン違いばかりの男性諸君に、OLのホントの
H
エッチ
を教えてさしあげたい」という
要
い
らぬお節介から、『性を語るOLの会』(略称SOK)は生まれました。
以来着々と構成員を増やしつつ、「週刊宝石」で『OLの性』と
銘
めい
打
う
ったH言いたい放題のページを掲載。3年目に投入するにあたり、連載の選集という形でこのように文庫にまでしていただいて、嬉しいやら恥ずかしいやら、構成員一同複雑な気持ちです。だってこんなにHまみれじゃ、お嫁にいけなくなるかもしれない。クスン。
だから私たち、ふだんはOSKなんてまったく知らないふりをしています。けれどときどき飲み屋なんかで、おやじ相手についぺろっと漏らしてしますことがある。そうすると、必ず相手はこう言います。
「OLの性? 知ってる知ってる。でもあれ、作り話でしょ?」
この際ですからはっきり申し上げておきましょう。投稿だったり電話だったり面談だったりまた聞きだったり、ネタの経路はさまざまですが、あれはぜ〜んぶホントの話。いつかどこかのベッドの上(とは限らないけど)で、ホントに起こった出来事なのです。事実は小説よりも奇なり。どーだまいったか。
さらに事実を述べさせてもらうと、みんな実にあっけらかんと自分のHを語ります。SOK構成員から寄せられた話を原稿にしながら、毎週毎週私たちは大爆笑。「原稿が
濡
ヽ
れ
ヽ
て
ヽ
ない!」と担当編集者(男)は嘆きますが、はっきり言ってそれが〃勘違い〃。毎週届く投稿の中にどこかカン違いしてるものがあって、私たちはすぐに「女名前を
騙
かた
るおやじ」だと見抜きます。なにやらミョーに
淫
いん
靡
び
なあのよね。
男性諸氏の妄想には、いやはや笑っちまいますぜ。
エラソーな言ってしまいましたが、この本を手にとってくれるあなたを、そんあエロおやじたちと一緒にするつもりはありません。行間から溢れる私たち女のコ気持ちを受けとめてくれる、そんな方だと信じています。決して損はさせませんって。なんせ『性を語るOLの会』500人のエピソードがたっぷり詰まっているんですから。
500人の女の子とHしたのと同じ快感を、この本を読んでくださるあなたにお約束します。ホントよ。
週刊宝石『性を語るOLの会』
坂
さか
井
い
千
ち
草
ぐさ
&
水
みず
次
つぎ
祥
さち
子
こ
第1章
オフィス・ラブ
オフィスでサイン
不倫ならもちろんのこと、シングル同士のおつき合いでも、人目をはばかるのが正しいオフィス・ラブのあり方。内線電話に、コピー室、まわる伝票、彼女の髪型……。オフィスで交わす暗号は2人にとっては前戯の始まり!?
▼内線はすぐバレるので連絡は外線。4時とか5時とかキリのいい時間に彼が外線から電話して、チンと鳴らして切ったら今晩はデート。気をつけてないと聞き逃しちゃうから、私、仕事になりません。(家電・27歳)
▼たまたま、黒い下着をつけてた日の口紅が真紅だったの。彼は喜んじゃって、それ以来、真紅の口紅のときは下着が黒だと思い込んでる。私がまっ赤な口紅で出社すると、給湯室でお尻をペロリ。これが、〃今夜しようね〃の合図になっちゃった。(食品・22歳)
▼去年入って来たコとつき合ってる。年下ってトレンドでしょ。いいわよぉ、いばれて。だからデートのサインも私から。そのコ、ホントにボーヤで、いつもはコーヒーにミルクとお砂糖たっぷりなんだけど、「今夜ね」のときはブラックコーヒーをドンと机に置いてやるの。苦いのを我慢して、それを飲み干す彼の顔を見るのが楽しみ。(建設・25歳)
▼一度なりゆきで社内の独身男(32歳)とやっちゃったら、それ以来、定規で切った小さな紙に『8時・マックスロード』とか書いてコッソリ置いていく。バカみたい。(コンピュータ・26歳)
▼社内恋愛は奨励されてます。交際スポットは9階フロアの休憩室で、仕事中に抜け出してそこで落ち合うわけ。その他に使うのは内線だけど、うちの場合、どこからの内線かが電光掲示板に点滅するシステム。会議室がチカチカしてたりすると「やってるね」って一目瞭然。(証券・22歳)
▼いつもピンクの洋服を着てる大空真弓に似た総務のクボさん(34歳・通称おピンク)は、頭の薄い総務部長エノモトさん(43歳)と恋愛しています。
2人のサインは「1万7千円でお願いね」「ちょっと安いから1万8千円にしてよ」ってこれ、1万7千円は7時、1万8千円は8時の意味。アナクロなサインです。(出版・24歳)
▼7時過ぎたら正門が閉まっちゃうので帰りは裏門を使います。電気の消えた正門の応接コーナーは穴場。私と彼の待ち合わせ場所はここに決めています。暗がりの中でキスしてると興奮しちゃって、この間はBまでしちゃった。(精密機器・24歳)
▼私の場合はデートしたい日は6時ごろから女友達とディナーの約束をするの。1時間くらい食事したら、女友達に頼んで会社に電話してもらい、彼を呼び出すという
囮
おとり
作戦。その後は友達とサヨナラしてデート。「友達をダシに男とデートするわけ!!」って責められるけど友達より男が大事。(デザイン・26歳)
▼ナカムラ部長と不倫してます。連絡は外線で、部長が偽名を使ってかけてきます。でも声が同じだから、電話を受けたコは「ササキと名乗る部長からだよ」ってとりついでくれるの。今ではニセササキというニックネームまでついてるのに、相変わらず。(アパレル・24歳)
▼普通のオフィス・ラブならわりと許される社風なんだけど、不倫だから絶対秘密。社内ではすれ違っても目を合わさないの。それが口惜しくて、ある日、駐車場に停めてある彼のソアラのドアミラーに、ルージュで落書き……。そしたら慌てて家に連絡くれたわ。それ以来、彼を困らせたくなると、ちょくちょくやってます。(フィルム・24歳)
▼いつになく激しいセックスだったから「今日はスゴイ……」って私。そしたら課長、「今朝、ヤクルト2本飲んだのが効いたかな」だって。それから朝のヤクルト2本が2人のサイン。課長の机の上にヤクルトが2本並んでると「よしきた!」と思います。(生保・25歳)
▼うちの会社は小さいから、社内恋愛なんてバレたらすごくハズカシイわけ。だから連絡は家へのTELのみにしていたの。ところがあるとき、彼から頼まれたコピーに1枚白紙が。「これ、なぁに」と聞きに行ったら「今晩ホテルのサインだよ」だって。決めてもいないのにわかるわけないでしょ。それからもときどき入ってくるんだけど、こんなメンドーなことしないで、前の日に電話で言えばいいじゃないねぇ。(卸し・23歳)
▼「コピー室でね(ハート)」が2人のサイン。この間はたまたま誰もいなかったから、つい盛り上がって……。コピー機に腰かける形でHしていたら、興奮して何も見えなくなった彼が、スタートボタンを押してしまった。終わってみたら、へんなコピーがいっぱい。急いでシュレッダーしました。(薬品・22歳)
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