官能小説販売サイト 北山悦史 『『気で勃て!』〜バイアグラなんていらない〜』
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北山悦史    『気で勃て!』〜バイアグラなんていらない〜

目 次
まず勃起編
持続させる編
硬度を保つ編
対ストレス編
女殺し実践編

(C)Etsushi Kitayama

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   まず勃起編

     1

(オレもひとつバイアグラでも……)
 と思っているキミ、ちょっと待て! バイアグラなんていらない。モノに頼ると体はみるみる本来の働きを失っていく。自然の力を取り戻して生涯現役を貫こう!
(だけどどうやってその力を取り戻すんだ?)
 大丈夫。これから数か月間、毎日セックス気功をレクチャーする。これを読んで毎日修練してもらいたい。気功の「功」は連綿とつづける意味。〃毎日〃が大事。男性機能は確実にバージョンアップする。
 いうまでもなくセックスは脳でするもの。脳が弱っていたのでは立つものも立たない。それで脳を鍛える気功法から入っていく。
 それでは第一のステップ。目をつぶって若い女のスカートの奥を〃ありありと〃イメージしてください。繰り返し繰り返し、明日までずーっとです。

     2

 さて、電車の向かいのシートに、若くてムチムチの女が現にいなくても「いる」とイメージする。キミは座ったままでロクロ首みたいに首を長くして、彼女の内腿の中に入っていく。この際、彼女はナマ足ということにしよう。
 抜けるように白くて、キメが細かくて、しっとり湿った感じの肌だ。その中にキミはそろ〜っと首を突っ込んでいく。
 何も知らない女は白い内腿が接するかどうか、という開き具合。淡いピンクの(好みの色でよい)ショーツが地肌からふんわりと盛り上がっている。生地が薄いから、もわもわとした秘毛が透けて見えるゾ。
 かまわない。女の内腿をむりっと開いてやれ。
「あ、いや……」
 と女が顔をのけぞらせ、あえかな声を漏らすのもありありと意念(イメージ)する。具体的に意念できるかどうかがカギだ。

     3

 女のむちっとした白い内腿を開いてやったかな? ピンクのショーツのゴムは鼠蹊部にしっかりと食い込んでいるが、ガーゼのように弱々しいショーツはふわっと浮いている。あわあわと翳る秘毛はもとより、セピア色のうにょうにょとした恥肉も透けて見える。いや、見えているようで、定かではない。
 ロクロ首のキミは、ここで攻めるか退却するか。むろん攻める! それが男ってもんだ。
 鼠蹊部に食い込んだショーツのゴムに両手の指を差し込む。ふにょっとした恥肉が指先に触る。しゃりしゃりした秘毛も触る。もうタマラナイ!
 しかし待て。ロクロ首のキミは女のビーナスの丘の真ん中に顔があるのだ。当然、生々しい秘臭が鼻に入ってくるはず。
 女の濃厚な秘臭を生々しくイメージしよう。明日までずーっとだ。

     4

 女の濃密な秘臭をたっぷりイメージしたところでショーツをめくっていく。右から行こうか。雪白の肌に短い秘毛が生えている。それが中央に近づくにつれてモシャモシャと濃くなっていく。
「あっ、いやです。やめてください……」
 女は内腿をひくひくさせて抵抗する。その動きで、われめに秘められている恥臭がイヤでもキミの鼻粘膜に襲いかかる。ぬちょぬちょとした恥芯の音も聞こえる。
 ここで勃起するのだったらもちろん十分に健康で、性的にも何ら問題はないが、勃起は抑えぎみにしておく。そのほうが将来のためにはいいのだ。
 さて、抵抗を見せる女にはかまわず、ショーツをめくってやれ。もっさりと恥毛の茂るビーナスの丘が全開。茂みを掻き分けよう。どうだ? 淫らなクリちゃんを挟み込んだわれめが見えたかな?

     5

 ショーツをめくったら、ショーツのことは忘れてしまってよい。ただし、あったほうがコーフンするというのであればそれで結構。
 キミの目の前に若い女のみずみずしいピンク色のクリトリスがある。指でツンツンしてやれ。くりくりと横にぶれさせるのもいい。思いのままに。
「あっ、いやっ、やめてください……」
 あらがう女に耳も貸さずに攻めまくる。ここで重要なのは、あらがい身悶える女のしぐさや声もさることながら、はじけんばかりにしこっているクリトリスの感触を〃できるだけ生々しく〃指先に意識すること。脳を活性化するのが目的なのだから、そこんとこは忘れないように。
 クリトリスの硬さはいうまでもなく、小気味よく指を跳ね返す弾力、逃げ惑うクリトリス本体と、くにゅくにゅとうごめく包皮の感触も〃今じかに触っているように〃意念する。

     6

「いや……いや……」
 とあらがいながらもキミのフィンガーテクニックに打ち克つすべもなく女が高ぶっていくのを見定めたら(そうイメージする)、待ってました! 今度は得意の舌戯の出番だ。
 女の股ぐら深く顔を突っ込み、しこり立ったクリちゃんを舌先でぺろぺろレロレロ。感じたクリちゃんは十分に勃起してるから、唇に含んでちゅーちゅーングング、思いきりしゃぶってやるのもいいか。
「あっあ! いやっ……そんなに強くしないで……」
 女はじっとしてることができず、ついに腰をつかってくる。浮いた腰に顔を突っ込んで、愛液とろとろのおま×こを舌でくじりまくってやろう。
「あっ、こんなとこで……人が見てるのに……」
 何のかのと言いながら、女は体を跳ねさせてついにアクメ。キミも腰をつかうぐらいはしてもよい。だが、逞しい勃起を確認する程度にしておく。

     7

 前の一週間のイメージ訓練で立派にエレクトしたのであればそれで申し分ないが、脳の活性化という点ではまだ弱い。女よりもイメージでセックスする傾向が強い男としては、イメージを具体的に広げる訓練をすることが大事だ。
 電車の前の女とか会社のかわいい子にあられもなくオナニーをさせてやろう。知らんぷりしてだゾ。
 前の一週間もそうだったが、女は服を着たまま。いきなり全裸では、イメージ力をつけるのには適さない。女が服を着たまま、こっそりと秘密の行為をしているところをノゾキ見するわけだ。
 そのうちキミも彼女のオナニーに参入していくことになるが、今しばらく自分を抑えておいてくれ。
 さて、目の前のカワイコちゃんがキミに見られているとも知らずに、そろ〜っとスカートの中に白い指を忍ばせていく……。やっぱりナマ足がいいか。

     8

 女の白くほっそりとした指が、ピンクでも黄色でもいい、キミの好みのショーツの中に這い込んでいく。彼女の指がモコモコと動きはじめる。感じでは、彼女はクリちゃんをくりくりしてるな。
「クリちゃん感じる……スゴイ……あ、スゴイ……」
 キミが見てるとも知らず、彼女は歓びを声にまで出してオナニーをエスカレートさせていく。クリトリスをシコシコするだけでは足りなくなり、ブラウスの上かおっぱいを揉みはじめる。乳首をスリスリとやっている。
「あっ、クリちゃんも、乳首も……あ、あん……」
 彼女は完全に自分の世界に入ってしまって、クリトリスをいらっていた指を下に進めていく。ショーツごしに指の動きがわかる。おま×こをくじっているのだ。くちゅくちゅ、にちゃにちゃと、淫らこの上もない音も聞こえてくる。
 勃起は十分か。そろそろキミの出番だゾ。

     9

「あ、あ〜ん、おま×こ感じる……気持ちイイ……」
 目の前で彼女がオナニーに悶え、顔をのけぞらせ、内腿ピクピクさせて、今にもイキそうになっている。
 さあ! キミならどうする。指をくわえて見てるか。何らかの行動に出るか。当然出るだろうな。
 ピクピク、今にもひどい痙攣を起こして達しそうになっている内腿に顔を突っ込んでやれ。ショーツの中に入れた指で女がどこをどうしているか見てやれ。
 ショーツをめくると、女は案の定、右手の中指をおま×こにくじり入れて、くちょくちょねちゃねちゃと掻き狂っている。
 キミはそんなところを見ているだけで満足か。そんなことはないだろう。思いのままにやってやれ。そうだ、女はおま×こをくちょくちょと掻き回してるんだから、クリトリスを愛撫してやろう。
 
 
 
 
〜〜『『気で勃て!』〜バイアグラなんていらない〜』(北山悦史)〜〜
 
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