ティッシュ堀内 いんらん姉貴
目 次
いんらん姉貴
ファック・トゥ・ザ・冬世ちゃん
メルヘンチックな愛が好き
好きよ! スーパー・マッチョ
セーラー服と痴漢銃
(C)Horiuchi Thiltusyu
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いんらん姉貴
1
学校から帰ると、姉貴はお風呂に入っていた。
チャポン、
と、お湯にからだを沈める音が、聞こえた、顕一は、フッと笑うと、脱衣籠の中の下着に手を伸ばした。
フロントホックのブラジャー。ベージュのパンティストッキング。
まだほんのりと体温が残る。パンティを指先ですくい取ると、二重の股当ての部分に鼻を押しつけた。
黒褐色に、かすかに変色した部分に、顕一は、鼻を押しつけて、クンクン匂いをかぐ。
(ああ、姉ちゃん)
甘酸っぱい匂いが、ほんのり鼻孔に広がっていく。
トランクスの下で、シンボルがムクムクッと脹らむ予感。
ゆっくりと余韻を楽しみながら、顕一は、そっとパンティを籠にもどした。
(ふふっ、オナニーしているかな?)
濡れた曇りガラスに顔を寄せて、顕一はバスルームを覗き込んだ。
(ちぇっ、まだかァ!)
舌打ちをして、ゴロリと床に横たわる。濡れたカーペットが気持ち悪いのをがまんしながら、顕一は、またガラスを覗いた。
チャポン、
姉貴が、バスタブをまたいで、マットの上に立った。
黒い恥毛がほんのりと見えている。
長い黒髪、大きめのおっぱい、くびれたウエスト、大きく張りのあるヒップ。
姉の由美は、ゆっくりと崩れるようにマットに横たわった。
(美人の姉貴を持つと、たまらないなァ!)
そう思いながら、顕一は、ズボンの上からふくらみを押さえた。
顕一は中学一年生。
やっとあそこの毛が、生えそろったばかり、勃起現象をようやくコントロールできるようになった年齢だ。剥けかかった少年のペニス。だがオナニーしても、頂点で先端から飛び出すものの量は少ない。
学校では劣等生の顕一の脳裏にあるものはただ女、おんな、女、おんな……、なのだ。
「あはん、うふん……」
覗かれていることを、きっと知ってるんだ姉貴は。かわいい弟のいる方へ、大きく股をひろげて、オナニーをはじめた。
(姉貴は二十一歳。女子大生なのだ。美人で淫乱、男好き。いつでもお××こをベチョベチョにして、男に身体を開きかねないお嬢さんなんだよ。へへん、近所でも目立つ美人のお姉さんがいることを、クラスメイトたちは、みんなうらやましがっている。つつましやかな、お嬢さんだと思っているんだろうな。だけど、ぼくは弟だから、姉貴の秘密をみ〜んな知っているよ。姉貴はいつも、お風呂に入ると、オナニーをするんだ。それも、覗かれている時のほうが、興奮が大きいんだぜ)
姉貴は、バスマットから、かすかにお尻を浮かせた。ゆっくりと、左右にお尻を揺すりながら、アソコに湧き上がる惑溺感覚を楽しんでいるのだろう。
(ああ、女って、オナニーの時、アソコがどんなふうに感じるんだろう)
男の子ならば、みんな持つ疑問だ。顕一は、女ではないので、女の快感がわからない。
(男とちがうんだろうか、感じ方が……)
姉貴の指使いは、だんだんに激しさを増している。縦に割れたピンクの秘裂。その上端にポツンと勃起している突起。弟の顕一の目から見てもカワユーイ形状のお××こだ。
顕一の自慢のコレクションは、盗撮写真なのだ。自分の部屋の、窓ぎわの本箱にならんだ箱入りの文学全集の間には、封筒に入った盗撮写真が、何十枚もはさんである。
テニスギャルのまくれたアンダースコートとか、友人から買った速水優や、中森秋名のパンチラ写真、レオタード姿の新体操選手の股間アップの写真にまじって、姉貴のアソコの写真が何枚もある。
(苦心して撮った写真なんだ)
トイレやバスルームにオート焦点カメラを仕掛けたりして、さんざん時間をかけて撮影した顕一の宝物なのだ。
(ああ、うちの姉貴のお××こ写真だったら、きっと高〜く売れるだろうな)
由美の熟れた肉体に走るオルガスムスの徴候を観察しながら、顕一は思った。
(ああ、いいなあ。女って楽しそうで、ぼくも女になったら、今と違う快感を楽しむことが、できるのかなァ!)
姉のスリムな身体に走る、アクメの徴候を観察しながら、顕一は、姉に漠然と嫉妬を感じた。
姉貴が留守の時、姉の部屋の机には、いつでも日記帳が見られるかたちで置いてある。
そっと開いてみると、男との情事の記録が、ギッシリと書いてあるのだ……。
2
○月○日。
稔が好き。
彼の長い舌で、ペロペロあたしのあそこを嘗められると、あたし、たまらなくなって、何回も何回も、アクメに達してしまったのよ。
でも、ダメ。あの人のアレは、大きいけれど硬さが足りないの。
挿入しても、すぐにあたしをイカせてくれない、ヘナヘナちん××。それに早漏みたい。善男だったら、入れたとたんにググッとあたしの中で、アクメが急上昇していくのが、わかるもの……。
精神的には、稔が好きだけど、セックスはもの足りない。
彼は、結婚しようといってくれているけど、アタシはやっぱりセックスの相性がピッタリの人を伴侶に選びたいなァ。
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