官能小説販売サイト 牧場由美 『露出願望の女』
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牧場由美    露出願望の女

目 次
第一話 人妻女王
第二話 悦楽の夜
第三話 藍色の絆
第四話 淫風女子大生寮
第五話 禁断の時
第六話 悦虐タイム
第七話 なぶられる
第八話 痴漢されたい
第九話 不倫の悪魔
第十話 ペニスバンド
第十一話 露出願望の女

(C)Yumi Makiba

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   第一話 人妻女王

     1

 加賀純也が、指定されたホテルのその部屋に入ると、ベッドに黒いミニスカートの若い女が座っていた。
 彼女の美しい脚をまぶしい思いで見ながら、純也は、ドアを後ろ手で閉じた。
「お待ちしていたわ。主人もあたしも、あなたとのプレイを楽しみにしていたのよ」
 言いながら、女が脚を組んだ。短いスカートの中に、チラッと純白の下着が見えた。
「主人は今、お風呂に入っているわ。今のうちに、陰茎を大きくしておいた方が、あの人が喜ぶわよ。寝てごらんなさい。あなたが、手紙の通りの男ならば、あたしの足で踏みつけられると、オチン○○が大きくなるはずよ。そうじゃない?」
 女は、スンナリした脚をほどくと、立ち上がった。彼女は黒いエナメルのパンプスをカツカツと鳴らして彼のそばまで歩いた。
「ビックリしました」
「どうしたの? 赤くなっているじゃあない?」
 女が、真っ赤なルージュが塗られた唇を緩めた。白い真珠のような歯が覗き、女の体から甘い香水の匂いが漂ってきた。
「あなたが、こんなに美しい人だなんて……」
「ふふっ、今さら何よ……。写真を見たはずじゃない。主人があたしの恥ずかしい格好を映したビデオも見たでしょう?」
 女のマニキュアをした指が純也のあごにかかった。喉をゴクリと鳴らして、彼は一歩、後ろに下がった。
「手紙に書いてあった通りね……。大きいことは、ズボンの上からでもわかるわ。まだ半立ち?」
「興奮しかかっています。正直言って、3Pなんかに若い男を招待する夫婦だから、もっと……」
「みっともない奥さんだと思った?」
「そ、そういうわけじゃあないんですが、こんなに美しい人との3Pだったら、くるんじゃなかった」
「どうして?」
 純也の肩に手をかけて、そっと床に彼の体を横たえながら、女は白い歯を見せた。女が動くたびに、黒いスカートの下に、パンストに包まれた純白のショーツが見えた。
 正直言って、黒いスカートの下には黒い下着をさりげなくつける女が好きだ。白い下着が黒のスカートの下にちらつくと、なぜか不潔さを感じてしまう純也だった。
 だが、そんな好みも、相手が美しいとなると別である。
 行為に入れば、どうせ女は下着を脱いでしまうのだし、大切なのは中味だと、純也は思った。
「夢中になってしまいそうだからです。あなたのような人と情けを交わすと、あなたのことが好きになってしまいそうだ。忘れられなくなってしまいそうだ」
「じゃあ、このまま何もしないで帰る?」
 加賀純也の脳裏に、いとしいめぐみの愛らしい顔がちらついた。
 昨年、一緒に入社し、一緒に机を並べて仕事をしているかわいい同僚にすまないと思いながら、純也は目を開けて、美しい人妻の見事な体を見上げた。
 女は、この美しい足で、幾人の男を踏みつけにし、声をあげさせたのだろうか。そんなことを考えるだけで、伸縮性のトランクスの下で、肉棒が頭をもたげるのを感じた。
「踏むわよ、純也くん」
 夫人は、エナメルのパンプスを、純也の端正な顔の上に置いて、えぐるように爪先に力をこめた。
「あ、ああ……」
 靴を通して、婦人の足の匂いが、甘く純也の鼻を刺激するような気がした。純也は目を閉じて、夫人の靴の底をペロペロと舐めた。
(商品を売りこむためだ。これは、遊びじゃあない。接待なんだ)
 そう自分に言い聞かせようとするが、女の足の魅力に負けてしまいそうだった。
「顔が真っ赤よ。踏みつけられるのが嬉しいの? 女の足で顔を踏みつけにされるのが、とっても嬉しいのかい、純也くん」
 女は足に力を込めた。
 あまり強く踏みつけられて跡が残るとまずい、と純也は思ったが、女の足の力はソフトだった。その一方で、厳しさがある。
 だから、女が足に力を加えても痛みは感じなかったが、精神的な屈辱を感じて、純也は声をあげた。
「大きくなったオチン○○見せてごらん」
 夫人が命令するように言った。
「ああ、出します。ああ、奥さんのせいでこんなに大きくなったんですから、ズボンを下げて、オチン○○を出させていただきます」
 純也は、ズボンのベルトを外し、ズボンとトランクスを一緒にずり下げて、そそり立った肉棒を突き出した。
 冷房が効いたホテルの空気の中に、純也のものが、そそり立った。
 
 
 
 
〜〜『露出願望の女』(牧場由美)〜〜
 
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