官能小説販売サイト 牧場由美 『美娼夫人』
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牧場由美    美娼夫人

目 次
白衣凌辱の散歩者
若妻折檻レイプ
チャイドル喰い
ヘアヌードの女
暴行公園狂淫姉弟
女王様レイプ計画
美娼エステ夫人
白衣飼育女子寮

(C)Yumi Makiba

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   白衣凌辱の散歩者

  1 真夜中の宿直レズ

 大学病院の病棟は、深夜になると淫風が吹き荒れる。看護婦たちは翌日の手術にそなえて、患者達の陰毛を剃ったり、手足の動かない患者たちのためにおまるや尿びんを持って病室をまわる。そうした行為は、暗黙のうちに患者たちと看護婦の間に言いようのない共犯関係を作り上げるものらしい。
 石鹸の泡を塗りたくられて毛を剃られているうちにたまらなくなってペニスをぼっさせてしまう男も多い。無表情でカミソリを動かしてはいるが、そんな光景を見ているうちに看護婦の股間は白いナース用のパンストの下で潤いの液体を分泌させることもあるであろう。
 中にはレズの看護婦もいる。
 レスビアンの傾向を持っているがゆえに、女性の聖域である看護婦の世界に入ってくる女性も多いのである。下半身き出しのかっこうで抵抗できない美貌の患者たちを見ているうちに、彼女達は興奮を感じてくる。まさか、職業をいつだつして抵抗ができない患者たちにキスをしたり、クリトリスやワギナをいじくったりすることはみだりにはできないが、看護婦という役職を利用すればかなりのワイセツ行為が可能である。
 中には患者たちをいたずらすることだけを趣味にして、つらい深夜の宿直勤務を志願する看護婦もいる。
 深夜の病棟はレイプ事件もひんぱつする。
 警備員が二十四時間態勢で警備しているわけではないから、欲望がたまった男性患者が女性だけの病室に忍び込むことはたやすいのである。
 ただでさえ病院生活というのは刺激的である。普通の環境では人妻の寝間着姿などはめったに見ることはできないが、病院では美しい奥さんが寝間着姿で廊下を歩いていたり、ベッドに寝ている姿を、たやすく見ることができる。
 だから、藤間大学付属病院の宿直看護婦たちは患者が無闇に暴行を受けないようにガードする警備員の役割も持たされている。とはいっても、患者数に比較して宿直看護婦の数は少ない。おまけに宿直詰所から死角になって見えない個室病室の数も多い。各病室には緊急の場合にそなえて詰所に連結された非常ブザーが設置されてあるが、男性患者に暴行されつつある女性患者がブザーを押すことなどできるだろうか……。
 とはいっても、藤間大学付属病院の場合、発覚するレイプは年に六、七回程度である。もちろんその中には、患者が患者をレイプする事件ばかりではなく、医師が権力を笠に着て患者を意のままにしたり、逆に色情狂の女性が男性患者に全裸で迫ったり、ホモの男性に迷惑をかけられる男性患者も多い。しかも、病院内で起こったそういう事件はたいていの場合、病院側の理不尽な圧力によって内密にされてしまうことが多いのである。
 危ない患者は病院側がマークするが、それでも、看護婦たちの目を盗んで暴行事件は起こる。場合によっては看護婦が暴行の対象にされてしまうこともあるから安心できない。
 安藤由美子は、その日、先輩看護婦の中島めぐみとともに宿直詰所でレズ行為にふけっていた。
 中島めぐみの指使いと舌使いは抜群である。おっぱいから股間まで指を使って刺激されながらペロペロとめまわされ、由美子はクリトリスを充血させ、肉ヒダをいやらしいくらいに濡らしてしまった。後一歩で股間に茶褐色のバイブを挿入するという場面で病棟を巡回する時間がきた。
「時間だわ……」
 けだるい顔を由美子の股間から上げてめぐみが言った。
 めぐみはバイセクシュアルな女である。女にも手が早いが男も大好きである。手術予定の患者に石鹸液を塗り付けて、手早くしごいてザーメンを発射させてしまうようなはやわざを得意にしているという噂もある。
 真っ裸のかっこうのまま、注射器と注射液が入ったアンプルを十数本、用意しながらめぐみは色っぽい目つきで由美子を見た。
 その目が、
(巡回が終わったら、続きをやってあげるわよ……)
 と言っているようでもあり、
(あたし、たっぷり楽しんでくるわよ)
 と言っているようでもある。
 蜜のような液体で潤った股間をティッシュペーパーで押さえて、由美子は立ち上がった。そんな状態だったから、ブラジャーをつけて、白いナース用のパンストをつけた由美子の姿は妙に色っぽかった。だから、あんな事件を触発させてしまったのだろうか……。
 C号棟までは何もなかった。D号棟に由美子が足を踏み入れた時、ゾクリとした不安感が彼女の背筋を走った。
 理由のない不安を感じながら、彼女は金持ち患者の個室が並んだD号棟を巡回していった。
 
 
 
 
〜〜『美娼夫人』(牧場由美)〜〜
 
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