官能小説販売サイト 高 竜也 『熟美母〜涼子と狂った息子たち〜』
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高 竜也    熟美母〜涼子と狂った息子たち〜

目 次
第一章 性悦・美母を想い放たれる白濁液
第二章 秘悦・白く妖しき裸母の肢体
第三章 禁悦・次男の剛直を咥える淫母
第四章 至悦・熟母の指戯は甘い香り
第五章 愛悦・長男が青狼になる時
第六章 喜悦・後背位で悶える濡母の尻肉
第七章 愉悦・倒錯的な野外姦淫
第八章 恥悦・牝香が漂う狂母の寝室
第九章 肛悦・母と二人の息子・最後の相姦夜

(C)Tatsuya Kou

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 第一章 性悦・美母を想い放たれる白濁液

 安田志穂は、スリムな体型には不釣合いなほど豊かな乳房と、大きく張ったヒップを持っていた。
 それを見おろしながら松井健吾は、夕べ垣間見た義母の涼子の裸身を思い浮かべていた。
 涼子もかつてはアルバイトで雑誌のモデルをやっていたというだけあり、スリムだが大柄なプロポーションをしている。三十五歳という女盛りの涼子の裸身は、目の前に横たわっている志穂とは似ているようでいて、あらゆる点で違っていた。
 十七歳と三十五歳。年齢は倍違う。しかし体型の美しさは、甲乙つけ難い。
「ねえ、何を考えているの?」
 それまで目を閉じていた志穂が、特徴のある大きな目を開いて健吾を見あげた。
「いや、別に……」
「ずるいわ。あなただけバスタオルを巻いているなんて。私は裸なのよ」
「ごめん。ただ……」
 健吾は、バスタオルを突きあげている下半身に視線を向けた。
 志穂が含み笑いを浮かべた。
「そんなの当たり前じゃない。どうして恥ずかしがる必要があるの? ねえ、取りなさいよ」
 健吾がぐずぐずしているのを見ると、いきなり手を伸ばしてタオルを引っ張った。
 あわてて志穂の脇にしゃがみこんだものの、少女に飛びかかられると呆気なく倒れてしまった。両手で前を隠したが、志穂がそれを許さなかった。
「駄目、男の子でしょ」
 座りこんだ志穂が両手を払いのけた。
 百三十五度に勃起したペニスは、大きな目で間近に見つめられて歓喜に震えるようにブルルンッと跳ね、小刻みな脈動を繰りかえした。
「へーえ、大きくて立派じゃない」
 その言葉で健吾は、やはり彼女はバージンじゃないという思いを強く抱いた。
 安田志穂は、いわゆる美少女の部類に属す。背が高く、F学院のバレーボール部に所属している。なにしろ目立つので、F学院男子部の生徒たちは、誰もが彼女の存在をよく知っている。
 いや、もっと大袈裟にいえば、福岡市の高校生たちの多くが、F学院女子部の安田志穂を知っているといっても過言ではない。
 志穂の一家も、健吾の家も同じく東京からの転勤組だった。
 健吾は高校二年になってからの転校だったが、志穂は父親の転勤が一年前の三月だったために、正式な入学試験を受けて合格したのだった。九州でも有名な進学校であるF学院に健吾が途中入学できたのは、ひとえに今は亡き祖父がF学院の創立者と熟知の間柄だったからである。
 健吾はなかなか博多弁に馴染めなかった。そんな時、彼の前に現われたのが志穂だった。同じ東京出身ということもあって、二人は急速に親しくなった。
 志穂には将来を約束した幼馴染みの男が、霞ケ関の役所に勤めているらしかったが、彼女はそんな相手など無視しているように見えた。
 健吾との付き合いで積極的なのは、志穂のほうだった。
 なぜ自分なんかに彼女が積極的なのか、健吾にはわからない。彼は自分を平凡な高校生だと思っている。他人より得意なのは、小学校低学年の頃からやっている英会話くらいなもので、成績だって上の部類には入るだろうが、飛び抜けているというほどではない。
 単なる美少女の気まぐれだろうと思うことにしていたが、今日、映画を観た帰りにホテルへ誘われた時にはさすがに驚いた。
 健吾とて健康な若者だ。それに、夕べ偶然にも見てしまった義母の裸身が頭からずっと離れずに興奮状態がつづいていたから、志穂の誘いに乗った。
「さっきさ、エレベーターのなかで、あなたはまだ童貞だって言ってたけど、それ、本当みたいね」
 まばたきひとつせずに健吾の股間を見ながら、志穂がポツリと言った。
 じゃあ、きみはどうなんだよ……。
 そう聞いてみたかったが、怒らせてはいけないと思い、我慢した。
 だがそのあとに、志穂のほうから思わぬ言葉が投げかけられた。
「ねえ、私のこと、バージンだと思う?」
 健吾はどぎまぎした。へたなことは言えないぞ、と思った。
「正直に言って。遠慮はいらないわ。嘘を言えば、私ってすぐにわかるんだからね。正直に言ってくれないと、帰っちゃうから」
「言う。言うよ」
「正直によ」
「バージンじゃ……ないと思う」
「やっぱり……」
 健吾はすぐに後悔し、咄嗟に思いついた言葉を付け加えた。
「だって。きみは男にもてそうなんだもの。男が放っておかないよ」
「そうなのよ」
 志穂は平然と言い放った。それでも健吾はいやな気分になることはなかった。むしろ志穂なら当然だという気がした。
「小学校五年生の時、生理がはじまったの。六年になると、もう胸なんかもかなり大きくなって、ブラジャーが必要だったわ。だからよく触られたりした」
「誰がそんなことを!?」
 質問をしながら、健吾はこわばりが張りすぎて痛みをともなっていることに気づいた。
「学校の先生。それに……」
 志穂はそこで沈黙した。言おうか言うまいか、考えているふうに見えた。
 ある種の恐れを抱きながら、健吾は突っこんだ。聞かずにはいられなかったのだ。
「誰なんだよ?」
「……パパ」
 健吾は我が耳を疑った。志穂の声がかすれていたので聞き違えたのかと思った。といって、聞きかえす勇気もない。
「パパよ。私の胸によく触ったわ。お前はパパの宝だ、なんて言いながら」


 
 
 
 
〜〜『熟美母〜涼子と狂った息子たち〜』(高 竜也)〜〜
 
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