官能小説販売サイト 山口香 『美姉妹 白衣凌乱譜』
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山口 香    美姉妹 白衣凌乱譜

目 次
第一章 白衣凌辱
第二章 淫景窃視
第三章 蜜濡天使
第四章 変態誘拐
第五章 屈辱姉妹
第六章 肉体乱舞
第七章 剃毛地帯
第八章 夢中遊戯

(C)Kaoru Yamaguchi

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   第一章 白衣凌辱

     1

「富岡先生、いけませんわ……」
 副院長の富岡健一郎の手が脇腹から伸び、中山美保の胸の膨らみをつかんできた。白衣の布地越しにゆっくりとみ込んでくる。
 美保は上半身を窓にもたせ掛けると下方を見つめた。
 十階建ての白亜の城。最上階の副院長室には初夏の差しが射し込み、眠気を誘うようなだるい空気が充満していた。
 下方の玄関前広場には各所に樹木が植えられ、噴水池が造ってあった。その周囲を患者や看護婦たちがっていた。
 熱い息が首筋に吹き掛けられると、むず痒い痺れが上半身を走り抜けた。
「先生、おやめになってください……あっ」
 乳首がブラジャーにこすりつけられ、充血しとがり出してきた。その先端から小刻みな快感電気がき起こってくる。
 美保は富岡の手の上に自分の手を重ね、身体を揺すった。
「本当に先生、もうおやめになってください。人が来ますわ……」
「大丈夫だよ、いまの時間はいつもぼくの勉強の時間だって言っているだろう。誰も来ることはないよ……」
 確かに二時から三時の間は富岡は人払いをしていた。午前中の回診、診察も終わり、一息入れるための時間であった。医師、看護婦、事務員たちも、緊急の用事でない限り、連絡して来なかった。
 富岡は舌先でからえりあしめ回してきた。
「ああっ……先生っ」
(それ以上刺激したら、あたしだめになっちゃうわ)
 子宮のあたりが徐々にりはじめてくると、美保はその場に座り込みたい衝動をおぼえた。
 胸を揉み込んでいた片手が下がり、下腹部をでつけ、指でまさぐるようにして白衣をまくり上げていく。
「先生っ……」
 美保はあわてて富岡の手首を掴んで引き離そうとした。
 しかし男の手の方が強い。き出しになった形良く肉付いた肢体の中心に富岡の手はっていった。
 身長一メートル六十三センチ。高校時代にバレーボールの準レギュラー選手をやっていたせいで、スタイルは比較的良かった。
 全体的に筋肉質な感じで引き締まっており、それでいて、要所要所は女らしい丸味を持った肉付きだった。
 美保自身も、自分の容姿に対して、ちょっぴり鼻に掛けたい気持ちになる時もあった。
 シャワーを浴びた後、鏡の前に裸体をさらして、上半身を反り返し、品を作って見ることも、これまで何度もあった。
 少しり上がり気味の、黒目勝ちな目付き。卵型の顔。丸味を持った肩口。そこからわんを逆さまにした形で盛り上がっている乳房は、きっちりした中にも弾力性を十二分に漂わせていた。
 くびれの深いウエストライン。左右に張り出す下腹部は、男の欲情を誘うかのごとく、広くなめらかで悩ましい。
 いま、白衣のすそからのぞいた美保の両肢はスラリと伸び、きめ細かい肌は若さを発散してつやつやと輝いていた。
 その付け根には白いショーツに包まれた恥骨の丘が、茂みの陰影を浮かび上がらせて、なだらかに盛り上がっていた。
 富岡の手は布地越しに陰裂を刺激しながら上下に動いていく。
 美保はたまらなくなって身体を弓なりに反り返し、富岡にもたれ掛かった。
「ほら……もうこんなに濡れてるじゃないか」
 指は陰裂を突いてきた。
「はあっ……先生……」
 内腿の筋肉が引きり陰唇が震えはじめ、美保は抑えがたい欲情をおぼえた。
 子宮のかつやくきんが収縮し、粘膜から快感粒子が飛び出し、熱い体液をほとばしらせていく。
 富岡は脂ぎった頬に薄笑いを浮かべると、ショーツを下ろしはじめた。
 でんから薄皮でもがすようにして、足首から抜き取る。
「こんなに濡れているよ。中山くんはすばらしい女性だよ。医学的に見て、立派な女体だ。男がほっておかないだろう……」
 美保は染みの輪の浮き出たショーツを富岡の手からもぎ取ると、白衣のポケットにねじ込んだ。
 富岡の手はあらためて白衣の裾を捲り上げ、形良く盛り上がった臀部を撫でつけた。
「きれいな尻だ、冷たくていい気持ち……」
(そんな恥ずかしいことを――)
 真っ昼間の病院の一室で男に下半身を裸にされ、窓辺にもたれている看護婦。
 自分の置かれた状況を想像しただけで、ワギナは体液をにじみ出させていく。
 双丘を這っていた手は谷間をすべり、アヌスをこすりつけると、膣口を貫いた。
 にくひだを内奥に巻き込み、粘膜をきまわしていくと、美保の下半身は一気に燃え上がってきた。
 開いた窓に額を押しつけ、半開きの口から熱い息を吐き出していく。
「すごい洪水だ。それにヌメリもあるし」
「ああっ……」
 臀部が突き出され、上半身が倒れ込んでいくと、富岡の指の動きは速くなってきた。
 子宮けいかんを圧迫し、膣内部を掻きまわし、天井部分のザラ付きを刺激してきた。
「ああっ、そこは……」
 尿意の時のむず痒さが襲ってくると、美保は声を荒げた。いらたしさが突き上がってくる。
「だめっ、そこは。オシッコが出ちゃう……やめて」
「いいよ。中山くんのオシッコならぼくが飲んであげるよ」
「そんな……」
 これまでに何十回と尿管を刺激されたが、一度も放尿したことはない。ただ無性に尿意のむず痒さをおぼえるだけだった。
 富岡は美保の臀部を抱え込むようにして、陰裂の上部に尖っている肉の芽も同時に転がし、もてあそびはじめた。
 あふれ出た体液は指を伝わり、ジュータンにしたたっていく。
 間欠的だった美保の声が糸を引いたように伸びてきた。
 六メートル四方の室内には男と女の体臭が入り交じり、いんな雰囲気に満ちていた。それをより掻きたてるように美保のあえぎ声は反響していった。
「先生、もう……き、きてください……」
 膣口が痺れてきた。美保は臀部を揺すりたてると窓枠に腕をつき富岡を誘った。
 富岡がワギナから指を引き抜いた。指頭に粘り付いている女の体液を舐め取り、ズボンのファスナーを下ろした。
(後ろから、後ろからいまあたしは、犯される体位で抱かれようとしている――)
 想像しただけでも、両肢の付け根が喜びに打ち震える。アヌスの括約筋も引きりに見舞われていた。
 富岡はブリーフの合わせ目から欲望に満ちた肉のかたまりを引き出すと、軽く表面に指のちゅうそうを加えた。そしておもむろに先端を双丘の谷間にあてた。
 富岡のペニスはこれまで何十人かの女のエキスを吸っているせいか、茶褐色で艶光りしていた。亀頭部分は巨大キノコのかさを想わせる程えらが張り、幹の表面には幾重にも折り重なった筋張りが浮かび上がっていた。
 富岡は美保の腰肉に指を喰い込ませると、臀部を引き寄せるようにして、不気味な笑みを浮かべた。
「うっ……ぐえっ」
 肉の焼けただれるような摩擦痛が美保の背筋を這い昇ってきた。その瞬間、たけり狂ったペニスはアヌスをすべりいんをこすりつけて膣口を深々と貫いていった。
 富岡は腰の抽送を加え、片手でクリトリスの尖りをもてあそんでいく。
 美保は窓から顔を出し、下腹部から突き上がってくる官能の炎に身を委ねていった。
 恥骨はペニスを圧迫し、肉襞は体液を粘らせていく。
 広場を往き交っている人の姿がかすみがかかり、視界から消え去っていった。
 美保はのどの奥から飛び出してきた声に、あわてて上半身を後退させ、腕で口をふさいだ。
 もし自分の叫びが広場の誰かに聞かれたら大問題になる。興奮に我を忘れそうになっても本能的に踏みとどまっていた。
 富岡の表情が険しくなってきた。目尻を吊り上げ、美保の後頭部をにらみ付け、ピストン運動をくり返していく。
 美保は身体のしんから空気が抜けていくような浮遊感をおぼえると、全神経を下腹部に集中した。
 子宮を中心にして渦巻き状に快感は広がっていく。痺れが一気に下半身を包み込んでくると意識が遠ざかっていく。
「くくっ……」
 腕のすき間を通して、熱い獣の叫びがほとばしり、ペニスが膣の中で膨張率をあげていった。
「ああっ……」
 背筋に稲妻が走り、後頭部で火花が飛び散った瞬間、美保は頭を持ち上げ、激しく揺すりたてた。
 富岡の動きが止まった。
 欲望の塊はワギナの中で武者震いを起こし、鈴口をパックリと開き、体液を射ち出しはじめた。
 子宮口を貫き、膣壁を粘らせていくと、ペニスを伝わってあふれ出て来た。
(いいわっ、突いて、突いて。もっと大胆に乱れさせて――)
 意識は遠ざかっていく。美保はあらん限りの叫びを発して、快感の波に乗っていった。
 ふたたび富岡が腰を揺すりたてはじめた時、身体の筋肉がかんし、頭から床に崩れ込んでしまっていた。
 
 
 
 
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