官能小説販売サイト 松本孝 『絶頂美女狩り』
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松本 孝    絶頂美女狩り

目 次
第一話 欲望の出発
第二話 完熟ギャルのしごき
第三話 奥さんの密林
第四話 令嬢ハント
第五話 おいしい誘惑
第六話 スカートの中の秘密
第七話 不倫のはずが……
第八話 淫行OL
第九話 週末の誘惑
第十話 視姦ビデオの夜
第十一話 性感美女ライダー
第十二話 オルガの顔
第十三話 熱淫公園
第十四話 好色家出妻
第十五話 欲望オフィス
第十六話 壁越しの淫声
第十七話 朝から浮気
第十八話 アイドルの秘唇
第十九話 令嬢のガードル
第二十話 淫乱熟女
第二十一話 エッチなサドル
第二十二話 絶頂が欲しい
第二十三話 エロチックなブロンド
第二十四話 あこがれの甘肌

(C)Takashi Matsumoto

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   第一話 欲望の出発

     1

 ……もう、午前零時が近い。
 えきじゅんは、女のコの部屋にいた。
 彼女の名は、なかもりゆう
 同じ会社の、OLちゃん。
 愛くるしい顔立ちをしていて、色白で、ちょっと太めのギャルだ。
 でも、その太めがひどく肉感的で、みだらっぽい。発達したボディーは、純太の欲情をそそる。
 しかも夕子は、社内でひそかに、
〃歩く下半身〃
 と、呼ばれてるコ。
「彼女、わりかしカンタンに、お股を開いて、SEXさせてくれるらしいぜよ」
 なんつー噂も、あるコなのだ。
 今夜は、会社の忘年会があった。
 その帰りだ。さらに二軒飲んで、タクシーに乗って、この夕子のアパートに、転がりこんだのだ。
 車の中で、夕子は、
「ヒャー、酔ったわン。わたし、酔っぱらうとインランになるのよねー」
 と、いって、体をくねらせた。
 その段階でもう、純太のペニスはムズリとなった。ズボンの下で、グイーンと海綿体が充血してしまった。
〈オレ、このコとやりたい。な、なんとか、このムッチリした体のアソコに、ズッポリ挿入したい〉
 純太はゴクリ、つばを呑みこんだ。
 ところが、だ。転げこんだはいいが、お邪魔虫が一ぴきいた。
 営業二課の、同僚のたかだ。
「おーっと。オレも同じ方角だよーん……」
 いうなり、高野はスルリ。タクシーに、同乗してきちまったのだ。
 そして、いま――。
 夕子は、ソファにいる純太らの目の前で、裸になりはじめていた。
 コートを脱ぐと、夕子は石油ストーブに点火した。アストラード・ジルベルトの〃イパネマの娘〃をハミングしながら、ベッドに豊満なお尻をおろした。
「クフ、フ。ストリップしちゃう!」
 というと、頭からクルリと青いモヘアのセーターを脱いだ。スカートをとり、豊かなヒップを見せた。スリップを脱いで、威勢よく、パンストもとってしまった。
「アチャッ。こりゃマブしいや!」
 高野が、大声で叫んだ。
 淡いブルーのブラジャーが外されて――。桃色乳首のついた、真っ白い乳房が双つ。ユサリ、と重たげに揺れて現われた。
〈ム、ム。か、かぶりつきたい!〉
 純太は、目をむいた。
 ちっちゃな、超ビキニのショーツ。ぴっちりと夕子の腰に食いこんだ布地から、モジャリと生えた黒い縮れ毛が、透けて見えたからだ。
 どころか、その恥毛の茂みの奥に、なにやらピラついたものまで覗いている。
〈クヌー。な、なんだってこの場に、こんな野郎がいるんだ!?〉
 純太は、高野に恨みの目を向けた。
〈せっかく、オレが夕子とふたりになったってのに。……くそ。タクシー代まで、オレに払わせやがって〉
 でも、高野は平然。勝手に冷蔵庫から出してきたらしいかんビールなんぞ、飲んじゃってる。図々しい。
〈ウー、こうなったら、かまうもんか。高野めがいたって、夕子にお願いして。入れさせてもらうゾ〉
 純太は思った。身ぶるいした。
 と、ベッドの夕子がいったのだ。
「ねー、どっち? 今夜、わたしとするヒトは?」
「ギョエ……け、結婚!?」
 純太は、たじろいだ。女体は欲しい。でも、男を食いまくってると評判の女のコと、結婚とは……。
 ドギマギしてると、高野が叫んだ。
「よーし、オレだあ」
 立ちあがったのだ。高野は、背広を脱いだ。ネクタイもとった。
「オレ、夕子と盛大に結婚する。キョーレツな初夜にしてやるぞォ」
「ンまー。高野くん、結婚してくれるの? ウッレシー!」
 夕子は、楽しげに笑った。近づいた高野の首に、白い裸の片腕を巻きつけた。唇を合わせた。もう一方の手が、高野の腰のベルトをゆるめた。
 ズボンの前を、撫でまわした。
 白い指が、ジッパーをおろした。ムギュッと把んで、そそり立った男茎をとり出した。さすりはじめた。
「ハレー、固く立ってるじゃん?」
 夕子は、甘い吐息を洩らした。
「あーん、ねえ……」
「ク、クク。ナンジャノフ?」
「ウフン。これをイレテクレバチョフ」
 ふたりは、もつれ合ってベッドに横たわった。唇をくっつけ合って、舌をからめてる。
 高野の手が、夕子のショーツをつまんだ。めくりおろした。
「ね、まず指入れてン……」
 夕子は、白い見事な脚を開いた。
 黒い茂みの奥に、濃いピンクの割れ目が覗いた。片巻き貝みたいに、少しよじれて、濡れひかったくぼみまでが、純太の視界に映った。
 その秘貝に、高野の指が埋まった。
「ヌフ、フ。ぬかるみじゃんか」
「いや。あはん……キムチいいっ」
 純太は、低くうなった。こんなバカなことがあってたまるか、だ。
「お、おい高野。ホントにお前、夕子と結婚、するのか?」
 高野は顔をあげ、ニターリと笑った。
「バーカ。今夜だけの結婚さ。一夜妻、一夜妻。ウヒ、ヒ」
 夕子も、トロンとした目で純太を見た。
「ヤーね、純太さん。まだいたの? そこでおとなしく寝ててよン」
 フワリ、と毛布がとんできた。純太の頭に、かぶさった。
「アン、早くゥ。……グッときて。ドント、イレテンコ!」
 ストーブの火に赤く染まった白い裸体が、妖しくうねった。
「どこだ? どこに入れて欲しい?」
「いやん。決まってるでしょ? あーっ、そう。そこよッ……」
 叫んで、夕子はのけぞった。
 純太は、毛布をひっかぶった。でも、すぐまた顔を出したのだ。
〈あっ、やってる。〃歩く下半身〃ともやりそびれるなんて。クソーッ〉
 純太は、悲惨な顔になった。
 
 
 
 
〜〜『絶頂美女狩り』(松本孝)〜〜
 
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