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藍川 京    女教師柔肌調教

目 次
第一章 震える肉襞
第二章 白い獲物
第三章 ふたつの蜜壷
第四章 菊蕾嬲り
第五章 淫虐の密室

(C)Kyo Aikawa

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   第一章 震える肉襞

     1

 股間に顔を埋めて頭を動かしている女を、男は好色な細い目で見おろしていた。
 でっぷりした醜い腹と脂ぎった額。狡猾そうな目……。権力者の顔だった。
 白い細かな肌をした全裸の女は、胡座を崩そうとしない男の肉根を咥えているため、いつしか腹這いになっていた。
 やわらかい曲線を描いた背中や、きゅっとくびれたウエストから尻にかけての盛り上がり。そこからすらりと伸びた絹のような脚……。
 肌といいプロポーションといい、極上だ。
 長いこと同じ姿勢を強制されているため、不自然に曲げた女のか細い首は、鉛の玉でも乗っているように徐々に重くなっていた。
(いつまでこんなことを……もう限界だわ……せめてほかの姿勢でさせて……)
 シックスナインでも跪いた格好でもよかった。とにかく、ほかの姿勢なら、今より首にかかる負担は少なくなるだろう。
「どうした、しっかりナメナメせんかい!」
 ほんのひととき動きをとめた女に、すかさず男の罵声が飛んだ。
 男は五十歳になる深見武久。れっきとした私立深見学園高校の理事長だ。
 名門深見学園は、五年前、武久の父が亡くなってから、その息子の彼が理事長を継いだ。学園創始者の祖父から三代目になる。
 女の方は二十七歳になったばかりの白井静香。かつて、深見学園の教師だった。
 好色な深見が、かねてから目をつけていた学園の花、美しいこの女教師静香に手をつけるのに時間はかからなかった。
 彼が理事長に就任してまもなく、静香の担任している生徒について重大な相談があると懇意にしている料亭に彼女を呼び出し、有無を言わせず押さえこんだ。
 純真な花を破廉恥に汚してしまうと、肉体を自由にしたからには、次は、この獲物の心も屈服させなければならないと思った。
 それから二年、今の静香は、深見に自由に弄ばれるために生きる奴隷へと変貌していた。
「ふやけるほど舐めろ。減りはせん。しゃぶられるほどデカクなる一物だからな」
 深見は静香の頭をぎゅっと押さえつけた。
「うぐ……」
 太い肉棒の先が喉を突き、静香は吐きそうになった。放して、というように、肉棒を咥えたままいやいやと首を振り立てた。
 白い肌に汗がじっとり滲んだ。
 深見が力を抜いた。
 その機を逃さず、静香は肉茎を口から出して半身を起こした。
「もう……許して……」
 きれいにまとめあげていた髪がほつれ、数本が汗でこめかみにへばりついていた。髪の乱れは、静香をいっそう妖しく彩った。
 たった今まで黒褐色のグロテスクな太い肉柱を咥えていたとは思えない上品な唇だ。日本的なやさしい面立ちをしている。整えられ、すっと弓形を描いたやさしい眉が、静香を理知的に見せていた。
「どうかもう……」
 透けるような鼻がうっすら赤くなっている。
「許して……」
「許してだと? 許すも許さんも、おまえが好きでしゃぶっとるんだろうが。続けろ!」
 絶対者の口調だった。
 学園長として生徒達の前に立って挨拶をしていたあの温厚だった男が、こんな冷酷さを持つ男と同一人物とは思えない。仮面を脱ぎ捨てた深見は、人というより獣に近かった。
「首が痛くて……どうかほかの姿勢で……」
 静香は頬に翳を落とす長い睫毛を伏せた。
「そうならそうと、どうしたいか自分の口ではっきり言わんかい」
 冷たい深見の視線が静香を射った。
「どうか、ほかの姿勢で……フェラチオ……させてください……」
 屈辱にまみれながら、静香は恥ずかしい言葉を口にした。顔が火照った。頭に血がのぼっていくのがわかった。
 育ちのいい静香にとって、そんなことを口にするのは今も堪え難い。口にするたびに消え入りたくなる。
「元教師らしく、わかりやすくフェラチオの説明をしてみろ」
 深見の笑いは歪んでいた。
 静香の羞恥を承知で、深見は故意に恥ずかしいことを言わせては、兎のようなこの獲物が屈辱に震えるさまを楽しんだ。
 何年たっても静香は大胆になれない。そんないつまでも処女のようにうぶなところが、静香に対する彼の辱めをエスカレートさせてきた。サディストにとってはもっとも好ましい女だ。
「どうした、説明せんかい」
 静香の白い喉がこくっと鳴った。
 命令にさっさと従わなければ、気の短い深見が何をするかわからない。ねちっこくいたぶる方法なら、いくらでも考えつく男だ。それでも、静香はすぐに口に出すことができずに、唇をかすかにひらいてためらっていた。
 深見の視線が鋭くなった。
「お、お口で……」
 深見が口をあけるまえに、静香は慌てて言った。
「お口で……お肉の棒を舐めたり、おしゃぶりしたり……お口でそんなふうに……気持ちよくしてさしあげることです……」
 静香は顔をおおって首を振り立てた。
「二年もしゃぶってきていながら、何がいまさら恥ずかしい」
 深見はフンと鼻先で笑った。
「どれ」
「あ……」
 不意に秘園に伸びた指に、静香は硬直した。指は迷うことなく花びらの合わせめに届いた。
「ふふ、もう洩らしたように、びっしょりだ。この淫乱女め」
 濡れ光った指を、深見は静香の目の前に突き出した。
「いや……」
 心ではいやだと思いながら、結局は深見から逃げられなかったこの二年間が、その恥ずかしい蜜液にまみれた指に象徴されるようで、静香はますますいたたまれなくなった。
 なぜ心と裏腹に躰が反応してしまうのか、静香には恨めしくてならない。
「ぬるぬるをいっぱい出してる淫乱なところを見せてみろ。見られるだけでおまえはぐっしょり濡れてくるんだからな。立て! わしの目の前でソコを指で広げてみろ」
 静香はよろよろと立ち上がった。
 花園にあるはずの柔らかい恥毛の翳りさえなく、恥丘はつるつるだ。深見にすっかり剃りあげられてしまっている。
 伸びきるまで待ってみたり、半端な長さのとき剃ってみたり、深見はそのときそのときの気分のままに静香の恥毛を始末した。
 はじめてそこを剃毛されたとき、静香は恥ずかしさに消え入りたかった。トイレや風呂に入るたびに頬が紅潮した。
 子供のようなふっくらした柔肉がスリットを合わせているが、子供と違うのは、肉饅頭のような柔肉の狭間から、花びらがかすかに顔を出していることだった。
 子供と大人をいっしょにしたようなアンバランスさがやけに卑猥だ。
 それも、一枚の花びらはほんのわずかしか見えないが、もう一枚は片方よりはるかに大きく、ピアッシングが施されていた。
 その花びらから伸びたゴールドの鎖は、まだ閉じている柔肉のはざまから、数センチほど下に垂れ下がり、静香の内面を表すようにかすかに揺れていた。
 喉を鳴らしながら、静香は媚肉のあわいを指をVにしてくつろげた。唇も白い指先も、かすかに震えた。
(ああ……こんな恥ずかしいこと……こんなふうにして恥ずかしいところを見せなくてはならないなんて……)
 相変わらずどっかと胡座をかいている深見は、静香がみずから白魚のような指でくつろげたVの狭間の〃女〃を見つめ、にやりとした。
「おまえのココはいつだって正直なんだ。口ではいやだいやだと言いながら、いつもこうだ。びっしょり濡れおって」
 色素の薄い二枚の花びらは、蜜液のため、ぬらりと光っている。その左の花びらから、細いゴールドの鎖は垂れているのだ。
 
 
 
 
〜〜『女教師柔肌調教』(藍川京)〜〜
 
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