山口 香 女子大生砂也子の密猟
目 次
征服された欲情
小悪魔の初体験
レイプ地獄
乱交湘南族
近親肉交じこみ
犯された喪服
欲情ナースゲーム
女調教師の蜜液
悦虐SMあそび
禁じられた肉悦
(C)Kaoru Yamaguchi
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征服された欲情
1
「ねえ、ねえ、早く見せてよ」
ビールの酔いが全身に心地よくまわってきた。特に下半身が気だるくなっている。
「ほらほら、砂也子の目付き、色っぽくなってきたぞ……」
関口修二がグラスの端をなめるようにしながら、目を細めて見つめた。
「見せてくれないんなら、あたし帰る。後期の試験も迫っているから……」
「わかったわかった……でも興奮するぞ」
修二はテレビの上のビデオテープを取ると、デッキにセットした。
高木砂也子、十八歳。星野学園大学の一年生。
関口修二、二十一歳。三年生。
二人はゼミで知り合い、付き合うようになっていた。
砂也子にはボーイフレンドは何人かいるが、その中でも関口修二は恋人と言ってもいいくらいの親しい間柄であった。
昼休みに学食に行った時、
『どうだ、今夜来ないか。いいビデオが手に入ったんだ。それにひさしぶりに砂也子と二人だけで話したいんだ』
と、修二は耳許に息を吹きかけるようにしてささやいた。
『どんなビデオ?』
砂也子は上目遣いに修二を見た。
修二は一メートル八十二センチ。二年生の時までテニスをしていたという。セーターに包まれた上半身から、かすかに若者らしい匂いが感じられた。
砂也子は一メートル五十九センチ。少し茶色がかったショートボブヘア。瞳の大きなクリクリした目。丸顔には中学生のようなあどけなさが漂っていた。
『見てのお楽しみだよ。じゃあ、待っているぞ。あ、それからビールの差し入れも頼むよ。ここんとこ金欠病にかかっていて……』
と、修二は言って、遠ざかっていったのだった。
四畳半二間の木造アパート。奥の部屋には布団が敷きっ放しだった。
テレビの画面がパッと明るくなった。数秒間、何も映らない。
突然、ラブホテルの一室らしい部屋が映し出されて、円型ベッドの上に全裸の女が大の字になっていた。
「何っ、これ?」
画面に真紅のタイトル文字が重なった。
あたしを辱めて――。
砂也子はアダルトビデオだと思った。
「イヤらしいの借りてきたのね」
「店で借りたんじゃないんだ。高校時代の友だちから借りた裏のやつだよ」
「裏ビデオっていうの?」
砂也子の下腹部の奥深いところで、小刻みなしびれが湧き起こってきた。肢を崩すと、股間のあたりがしめっぽく感じられた。
修二とふざけ合ったのは、確か十日ぐらい前だったかな?
砂也子は、ふとそう思った。
潤みをたたえてきた修二の視線がジーンズのパンツからのぞいている膝頭のあたりを這った。
「あれっ……何っ?」
画面に男が現れて、女の上半身を紐で縛りつけていく。後ろ手に縛られた女は苦痛の表情を浮かべている。肉付きのよい胸が幾つものうねりを作っていった。
男が女の足首をつかんで、左右に大きく開いて陰部を露わにした。毛の濃い股間だった。
レンズが近づき、肉の谷間が大写しになった。
グロテスクな性器だった。肥大した肉の襞は紫色がかって見え、ベトついていた。男は割れ目の上部を指先で押し開くようにして、クリトリスをえぐり出していく。
陰毛の向こう側で、脂肪の付きはじめた腹部がピクリッ、と震えた。
「気持ち悪い。もういいわ。グロよ。グロそのものじゃないの」
砂也子は怒鳴るように言うと、缶ビールを取り上げ、空のグラスに注いだ。画面をにらみつけながら、ゴクッ、ゴクッとのどを鳴らして飲み下した。
「ああっ……」
女の悲鳴が部屋中に響きわたった。修二があわててボリュームを下げた。
男はバイブレーターで女を攻めはじめた。激しく子宮の奥に向かって突きをくり返していくと、女の裸体が弓なりに反り返った。
修二が座卓をまわり、砂也子の肩に手を掛けてきた。
「砂也子っ……」
二人は重なったまま倒れこんだ。
「うっ……」
唇と唇が重なり、修二の舌先がもぐりこんできて、砂也子の舌にからみついた。
砂也子は下からしっかりと修二を抱きしめた。肢を伸ばすと、修二のジーパンに包まれた脚がからまった。
綿シャツが捲り上げられ、ブラジャーが押し上げられて、歪んだ乳房がもみこまれた。
「ああっ……修二さん」
修二が身体を起こして砂也子を裸にした。彼はジーパンとブリーフを脱いだだけの格好で、胸に上半身をおおいかぶせてきた。
小さな椀を逆さまにした形の弾力のある乳房に顔を押しつけて、チュッ、チュッと音をたてて乳首を吸っていく。
埋もれていたピンクの尖りが芽を出し、乳暈もうっすらと紅みをたたえてきた。
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