安達 瑶 政界ポルノ改革
目 次
第1章 政治は性治が支配する
第2章 頭取はゴージャス好み
第3章 知的美女の痴的下半身
第4章 夜の『日米首脳会談』
第5章 政治家の嫉妬は蜜の味
第6章 美熟女たちの究極作戦
(C)Yo Adachi
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第1章 政治は性治が支配する
1
薄暗がりの中に、女の白い裸身が浮かび上がっている。その上に重なっているのは、筋肉質の男だ。
若い女特有のピンと張った乳房に、男の唇が吸いついた。
舌でレロレロと乳首を転がされるたびに、若い女はあえいだ。その声には、幼さと、熟れきった女の艶めかしさが同居していた。
「ああん。そこ、いちばん感じるの……」
男はなにも答えずに、両手で乳房を持ち上げるように揉みしだいた。
唇で愛撫されていない片方の乳首は指先でこりこりとくじられている。女の華奢な肩がむずがるようにくねって、テニスボールのように弾力のある乳房もぷるりと揺れた。
「ねえ……もう、入れて……あなたのモノが、欲しいの」
男は空いている片方の手を、女の股間に滑らせた。
「あっ! はあっ!」
男の指は彼女の薄い翳りをかき分けて奥へと進み、ぷつっと膨らんだ肉芽に達した。
「ひっ!」
悲鳴のような声をあげて、娘は腰を左右に蠢かせた。きゅっと締まった曲線が揺れて、妖艶さを盛り上げる。
男の指先に、ねっとりとして熱い淫液が付着した。肉芽の先にある淫花も、ぷっくりと花びらを広げて、牡の侵入を待つようだ。
男は彼女の耳元で「いいね?」と囁いた。
女はこくりと小さく頷いた。
彼は屹立しているモノを花弁に押し当て、体重を掛けた。逞しい肉茎は、するすると娘の秘唇の間に沈んでいった。
「あ、ん……ステキ」
男はゆっくりと腰を使いはじめた。モノが長いので、ピストンのストロークだけで、女の官能はどんどん昂まっていくようだ。
「はうっ! あんんん……」
男の女あしらいは巧みで、時折グラインドを交え、虚を衝くように、ドンと奥の奥まで突き上げたりする。そのたびに女の体は大きく反り返り、がくがくと崩れる。
興奮の昂まりを示すように、白い肌はうっすらと汗ばんで、それがしっとりとした味わいをもたらす。
「きれいだ。とても可愛いよ……」
男は感きわまったように娘の唇を吸い、舌を差し入れた。
「ううん……はあっ」
全身が敏感になっている彼女がひくひくと痙攣し、一気に絶頂に駆け登ろうとした、その時。
ドアが開いて、暗い部屋に光が満ちた。
ほっそりしたシルエットが入口に浮かび上がる。部屋に入ってきた女も、大変な美人だ。
彼女は小学校の教師のように両手をパンパンと打ち鳴らした。
「さあさ、秘め事はちょっとお休みよ」
男の下になっている娘は、驚いて男を見た。
「誰、このヒト?」
「私の家内だ」
悪びれる様子もない男に夫人が告げた。
「あなたはもうタダの国会議員じゃなくなったのよ。今日からは、スキャンダルを嗅ぎつける連中を気にしなければ」
夫人は夫の浮気に動じる風もない。
「あなたが次の内閣総理大臣に決まったわ」
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