川口青樹 『メール調教奴隷OL〜変態願望シリーズ2〜』
川口青樹 メール調教奴隷OL〜変態願望シリーズ2〜
メール通信が、ついにSM調教にも活用されてきた。M願望の女性がS男性の囚われの身となり、牝犬同様に扱われる快感に酔いだした。どんな命令にも従い、いかなる苦難にも歓喜する。二人はとうとう東京で直接に会い。完全に燃焼した。
遠方から調教を希望してきた女性の名前は知美という。だが、本人たっての願いでメール名をT美とした。
この方が、遠慮のない告白と実行をやってくれると信じたからだ。
案の定、T美は厳しい調教によく耐え抜いてくれた。今や、理想的なM女性に成長している。
いよいよ、そのT美が上京してくることになった。
そこで私は次のように命令のメールを送った。
〔メス犬T美へ
これから上京してくるまでは、ウンチをしないこと。
来る時は一切、下着をつけてこないこと。
オ○○コの方は、例の漏斗をはめて、ペットボトルは脚に留めること。
その日は朝からオシッコをしないこと。
途中で漏らしそうになったら報告すること〕
果たしてT美は、命令された通りにしてくるのだろうか。
私の第一の関心はそれだった。
なぜならメール調教は、その名の通りメールのやりとりだけなので、おうおうにして空想の世界だけで実際のプレイをしていない場合があるからだ。
〔ご主人様へ
全てご主人様のご命令通りにしてまいります〕
T美からの返事はこうだった。
T美は、私の主宰している「Mドリーム」というSMプレイのM願望女性向けのホームページやメールマガジンを見て、メール調教を依頼してきた女性である。
〔(T美)私は二十四歳の仙台に住んでいるOLです。
最近、私は自分がすごい変態だということに気づいてしまいました。
最初はすごく嫌でしたが、少しずつ本当の自分を認めざるを得ませんでした。
正直に言いますと、私はスカトロやアナルに異常に興奮してしまうのです。
浣腸されたい。
アナルにご主人様のペニスをぶち込んでもらいたい。
そして犬のように調教されたいのです。
私はこのメールを入れながらオナニーしています。
オ○○コに親指を、アナルに中指を入れてかき混ぜています。
ああ、誰かこんな私を調教して下さい、よろしくお願いします〕
これが彼女の第一信である。
「恥ずかしくなるようなことを命令されたい」とか「言葉でいじめられたい」等抽象的な依頼が多い中で、このかなり具体的な願望の告白に私は次のように答えた。
〔T美様
こんばんは。川口と申します。
お便りありがとうございます。
仙台とは懐かしいですね。
私も五年程前に、約一年程、南仙台に住んでいたことがあります。
当時は今と違って地元にSMクラブがほとんど無く、確か三井アーバンホテルで一度プレイをしたことがあったと思います。
さて、貴方のように既にご自分の願望を具体的にイメージされていらっしゃる方は、それだけでもう一歩進んでいることになります。
多くの方が、もやもやとしたご自分の願望が本当はなんなのかわからなくて困っていますので、まずはそこから出発する方が多いのです。
そういう意味で申し上げれば、貴方の場合は、次にそのご自分の願望をどのようにして叶えればいいのかということがスタートのようですね。
SMプレイの場合、必ずSとMがいて、最終的には双方が自分の願望が叶えられ、そしてその結果として快感が得られることが大切だと思います。
つまり貴方の素直な願望を、Sの候補者の方に伝え、それが叶えられるパートナーを探すことになります。
貴方のお便りには、パソコンのディスプレイの向こうに、貴方のHなお姿が想像出来るくらいです。
もし私でよろしければ、お相手申し上げたいと思います。
私の経験で貴方に充分な快感を差し上げることができるかどうかわかりませんが、よろしければ次のご希望する方法をご選択の上ご連絡ください。
A:メール調教
最初に
・貴方のプレイ願望のキッカケ
・プレイ願望イメージ(今回は当面のプレイ願望のイメージをご連絡頂きましたので、次は貴方のプレイ願望のキッカケ、例えば、SM系のレディースコミックを見てからとか、SMビデオを見てしまってからとかで結構です)をご連絡頂きます。
これを元に私の方で調教イメージを作り、私から命令、貴方から結果の報告という具合に、メールのやりとりで行ないます。
B:プレイ調教
貴方が東京へお越し頂くか、私が仙台(仙台が不都合な場合はご指定の場所)行くかして、実際にお会いしてプレイをすることになります。
とりあえず実際のプレイご経験がおありでないすると、願望のプレイができるまで数回必要と思われます〕
これに対してT美からは、時を待たずに以下のような返事があった。
〜〜『メール調教奴隷OL〜変態願望シリーズ2〜』(川口青樹)〜〜
*このつづきは、ブラウザの「戻る」をクリックして前ページに戻り、ご購入されてお楽しみください。
「川口青樹」 作品一覧へ
先頭へ戻る
(C)おとなの本屋・さん