由布木皓人 『家庭教師と少年 凌辱講座』
由布木皓人 家庭教師と少年 凌辱講座
目 次
凌辱講座(1)【輪 姦】
凌辱講座(2)【露 呈】
凌辱講座(3)【折 檻】
凌辱講座(4)【菊 門】
凌辱講座(5)【倒 錯】
凌辱講座(6)【奴 隷】
凌辱講座(7)【逆 襲】
凌辱講座(8)【浣 腸】
凌辱講座(9)【飼 育】
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凌辱講座(1)【輪 姦】
「ここで着替えをするってのは、間違いないんだなッ」
「間違いないさ。それに女子バレーボール部の試合が間近に
迫
せま
っていて、毎日遅くまで部員の指導をしているってことも確かだぜ」
「なぜ更衣室を使わない?」
「生徒の更衣室はあるけど、先公のはないんだ。そのかわり、各教科ごとに準備室があるから、先公たちはそこで着替える。だから倉橋が着替えをするのは、この地学準備室ってわけさ」
「すると着替えは、このロッカーに入っているってことだな……」
貢に説明されて、宇津木は灰色のスチール製のロッカーに目をやった。そしてその目を、さっきから幾度となく見つづけている腕時計へと移した。
針は六時二十分をさしていた。地学の教師は全校に一人きりだ。だからこの地学準備室は、地学教師・倉橋静香専用の部屋である。
レイプの決行には、遅ければ遅いほど校内の人気もなくなって好都合だが、無駄骨を折っているのではないかという気がしてこないでもない。
夏至の間際だというのに、外はいつまでも陰気に降りつづく梅雨で、地学準備室のなかは薄墨色の闇に包まれはじめていた。
窓はひとつしかなかった。白いカーテンがしっかりと閉ざされていた。部屋の右側にはロッカーと机と本棚が、ドアのほうから順番に並んでいた。宇津木と貢が身をひそめている場所は、左手の奥にある戸棚と大きなテーブルの間で、テーブルには地質の断面模型、岩石の標本、天体儀などがのっている。そこは視線のいきづらい死角で、身を隠すには絶好の場所だった。
「でも、うまくいくかな? バレたら退学だぜ」
「なんだ。いざとなってビクついてきたのか。だったらやめて帰ってもいいんだぜ」
宇津木はわざと見くびるように言って、貢の決意を探った。
「ち、違うさ。ただ俺が退学になっちまったら、あんたのほうがまずいんじゃないかって、そっちのほうの心配をしてやっただけさ」
「フフン、そいつはありがとうよ。でも、そんな心配なら無用だ。しゃべるのは俺だけに任せておけば、お前が誰だかバレることはない」
「じゃあ、お手並み拝見ってとこだな」
貢はふてぶてしく言い、乾いた唇を舐めた。
「でも、いきなりは
犯
や
らないぞ。お前がとびきりの美人教師だと言っている、その美貌と肉体を、たっぷりと眺めてからじゃないと、
犯
や
ってもよさが半減だからな」
宇津木の声を押し殺したひそひそ話に、貢の胸は
否
いや
応
おう
なく高鳴ってきた。これから童貞を捨てるのだという歓びと、担任の美人教師をレイプするという犯罪意識に、身も心もわなないていた。
貢のフルネームは二宮貢。細身でしなやかな体をした少年だった。ジーパンにTシャツ、その上に黒い薄手のジャケットというスタイルだが、実際には、この高校の三年生である。
そして、宇津木洋介は三十二歳。白いTシャツの上に、麻のスーツを粋に着こなしている。本業はフリーのカメラマンだが、今は貢の家庭教師でもあり、まがりなりにも教育者のはしくれだ。
そんな二人が高校の女教師をレイプしに来ているというのは、いささか奇妙な取り合わせではあった。
「来たぜ」
準備室へと向かう運動靴の音が、静まりかえった廊下からかすかに聞こえてきた。
二人は視線を合わせてうなずき合った。宇津木が胸のポケットからサングラスを取りだしてかけた。貢は
猿
さる
轡
ぐつわ
をかませるための手拭いを、拳に巻きつけてしごいた。足もとには、女教師の手を縛るための腰紐まで用意されていた。
地学準備室のドアの前で、ピタリと足音がとまった。
お目当ての倉橋静香が、ドアを開けて準備室に入ってきた。女教師は自らドアの内鍵をかけ、部屋の明かりのスイッチを入れた。蛍光灯がピカピカッと三度瞬いて、白い光を放った。
女教師は、真っ赤なトレーニングウェアを着ていた。年齢は見たところ二十五、六歳。髪はショートカットにしていた。バレーボール部の顧問をしているだけあって、背は高く、脚はすらりとして欧米人のように長い。アーモンドのような目が、チャーミングにも利かん気にも見せていた。面長で整った顔立ちの、なかなかの美人だった。
部屋に入ってくるなり、静香は机の前に立った。そして、机の上に投げだされていた本とノートを、出席簿の上に重ねて片づけた。
引き出しの中から鍵を取りだして、スチール製のロッカーの前へと移る。
かがんで鍵を差しこむと、丸みのあるお尻に、トレーニングウェア越しにパンティのラインが悩ましく浮きあがった。
静香が体育館用の運動靴を脱いで裸足になった。ロッカーを開けて、ハンガーにかかった半袖のブラウスとスカートを取りだす。ブラウスの上には、肌色のパンティストッキングがかかっていた。手をのばし、ロッカーの扉にハンガーをぶらさげた。
そうして、静香はトレーニングウェアの裾をたくしあげていく。ほっそりとしたウエストがチラリとのぞいた。そのままトレーニングウェアから腕を抜く。
外は相変わらずの雨。降りしきる雨音と、女教師が服を脱ぐ衣擦れの音が、準備室の静寂をいっそう強く感じさせていた。
部屋の片隅に身をひそめている二人の眼差しが、ギラギラと輝いて空間を射抜いていた。
静香の真っ白な上半身が
露
あら
わになった。すべすべとしたきめ細かな肌が、
瑞
みず
々
みず
しく輝いている。ピンク色のブラジャーが胸もとにピッタリとフィットして、形のよさそうな乳房を包みこんでいた。小ぶりだがお椀型に盛りあがった、欲情をそそる乳房だ。乳首がポチンと丸く、布地を盛りあげていた。肩はいくらか怒り肩だが、背中から腰にかけてのラインは、女の可愛らしさをムンムンと発散していた。
トレーニングパンツのゴムに手をかけた。それを一気に引きおろすと、ブラジャーとお
揃
そろ
いの、ピンク色のスキャンティが顔を出した。スキャンティは丸みの強いヒップを半分だけ
覆
おお
っていて、お尻の割れ目が今にも見えそうだ。
足首からトレーニングパンツが抜き取られると、スラリとした脚が
剥
む
きだしになり、その長さがいっそう強調された。
スポーツウーマンらしく、全身がシェイプアップされていた。太腿もウエストも引き締まっていて、お
腹
なか
にも無駄な肉はなかった。デルタがセクシーに盛りあがっていて、花柄の
刺
し
繍
しゅう
の施されたレース地のスキャンティの下に、黒々とした恥毛が
透
す
けて見えた。
「今だ!」
〜〜『家庭教師と少年 凌辱講座』(由布木皓人)〜〜
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