官能小説販売サイト 吹上流一郎 『奥までささげて〜美少女シリーズ〜』
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吹上流一郎   奥までささげて〜美少女シリーズ〜

目 次
奥までささげて
もぎたて蕾
お口、アーンして
濡れ花ゴール
若肉喰らい
デジタル・ファック
食べられっ娘
ロスト・ライブ
白濁ボランティア
パイズリ・バイト
美唇いただき

(C)Ryuichiro Fukiage

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   奥までささげて


   〜生け贄美少女・いけないバイト〜

     1

 目の前には、大きく広げられた太股があった。太くて褐色に日焼けした、たくましい太股だ。その中央には、久保健一のペニスが赤黒く急角度で上向き、そそり立っている。
 先端がマツタケみたいに膨張し、表面がすべすべと光っている。中心には鉄の心棒が入ったみたいだ。
 す、凄いッ。でも、グロテスク。
 野村由香里は目を見張った。久保は太股を威張った感じに大きく広げてベッドに腰掛け、ペニスへの愛撫を求めているのだった。由香里はその前にひざまずく恰好だ。
「どう、デッカイ?」
「分からないわ。他の人のと比べられないもの」
「水着の上から大体の予測がつくんじゃないのか。女のコはそんな話しない?」
「しないわ」
「高島なんか、立派なものを持っていると思わない?」
「そんなところ見たことないもの」
「あいつのデカイんだ。俺なんか完全に負けてるんだ。俺のよりも完全に一・五倍はあるなア」
「まさか」
「いや、ほんとだよ。あいつ、あれでよく泳げるよ。体の真ん中に重りをつけているみたいなものだからさ。みんな水泳部の七不思議だって言ってるぜ。女のコもそれ、知ってるだろう?」
「知らない。そんなこと話題にしないもの」
「ウソつくなよ。俺たちのがデカイかどうか議論しているっていうじゃないか」
「バカみたい。そんなことしないわよ」
 久保のことばに、由香里は思わず吹き出してしまった。久保家の二階にある健一の部屋である。両親は働いているので、いまは家に久保と野村由香里の二人だけだった。
 二人は同じ公立高校に通っている。ただ学年は久保が三年、由香里が二年だ。共に水泳部に所属しているし、家が近いこともあって遊びに来ているのだった。
「まあ、そんなことどっちだっていいけどよ、ともかく高島のがデカイのは確かだよ。で、せめてこういう時くらいは俺もあいつのサイズに迫りたいわけ。メいっぱい大きくして欲しいんだ」
 口に含んでくれとばかりに、腰を持ち上げてペニスを由香里の鼻先に突きつける。
 高島のペニスがどうなっているのか知らないが、久保のも結構大きいと思う。先日、最初に久保のそれを直接見た時にはビックリしてしまった。小さかったものが、どうしてそんなふうに急に大きく、固くそそり立つのか、由香里には分からなかった。
「何眺めているんだよ。食べてよ」
「だって不思議なんだもの。さっきまで可愛かったのに、どうして急にこんなふうになるわけ?」
「知らないよ。学校が始まったら先生にでも聞けよ」
「聞けるわけないじゃない」
「教えてくれるかもよ。由香里が聞けば体育の吉田なんか、特別講習してくれそうだな」
「オエッ、かんべんして」
 由香里は顔をしかめた。吉田というのは中年の体育教師なのだ。太っていて、とても体育教師というタイプではないが、柔道が強く女生徒に寝ワザを教えたがるとして、みんなに嫌われている。
「じゃ、これを可愛いコ、可愛いコしてよ」
「へんなものが出て来るんだもの」
 前回口に含んで奉仕している時、先端からいきなり熱液が噴出して、由香里はあわててしまったのだった。とっさにオシッコだと思った。すぐに口から吐き出そうとしたが、久保は由香里の頭を押さえつけてそれを許さなかった。そのため、先端からほとばしるものをゴクゴク飲まされる恰好になってしまったのだった。
「あれ、うまかっただろ」
「うまくなかったわ」
「そんなはずないけどな。じゃ、もう一度試してみろよ。ほら」
 開いた唇に押しつけてきた。
「やッ」
 由香里はとっさに唇を閉じようとしたが、間に合わなかった。久保のものはストレートに入ってきてしまった。
「む、む、うぐッ」
 由香里は息が詰まりそうになる。それでもどうにか受け入れる。この前みたいに、いきなり熱液を放出したりしないで、と頼みたいところだったが、口いっぱいに頬張っているので、ことばを出せない。
 それをよいことに、久保は気分よさそうに動きはじめていた。
「うん。やっぱし最高だなあ。俺って幸せ。由香里にこんなことしてもらえるなんて。ラッキーだよ。みんなが知ったらブッ飛ばされるだろうな。水泳部のマドンナに何てことやらせるんだって」
 由香里は久保のそそり立ったものを口に含み、しゃぶってやるのは決して気分のよいものではなかったが、久保が満足しているみたいなので、嬉しかった。もっと喜ばせてやりたいと思い、ペニスの先端に舌をからませるようにして強く吸ってやる。
「由香里、上手だな。経験あるのか?」
 ない。そんなものあるわけないでしょ、という気持ちをこめて久保を見上げ、同時に首を左右に小さく振った。
「分かったよ。でもほんとに上手だなあ。みんなが知ったら羨ましがるぞ、きっと。ああ最高だよ。この調子だと、明日からのバイトもベスト・ペアーってことになりそうだな」
 二人は翌日から、ホテルのプールで監視員のアルバイトをするつもりなのだ。由香里たちの学校からは午前と午後、男女一組ずつが一日交代でペアーを組んで受け持つことになっているのだ。由香里は久保と組み、午後の担当だ。
「でもさあ、子供がバイトしなきゃならないってことは、親がビンボーだってことだよな。親がリッチなら、小遣いたっぷりくれて子供はバイトなんかしなくていいんだからさ」
 久保は言っている。由香里も同感だった。もう少しリッチな家の子供に生まれたかったと思う。たとえば有名タレントやスポーツ選手の家に生まれたら、自分たち子供が苦労することもなかったのに。そんな気がする。
 それでも由香里は明日からのバイトが楽しみだった。新しく出来たホテルのプールだし久保と一緒でもあるからだ。
「バイトが始まると忙しくなる。こんなこともしていられなくなる。しっかりサービスしてもらいたいなア」
 久保は勝手なことを言っている。でも由香里はそれでよかった。自分にも恋人が出来たのだ。その彼が要求していることなら、何でも満たしてやりたかった。久保は結構、女のコにモテるのだ。それをいま自分は独占しているんだ。由香里はそれが嬉しかった。
 手にしたペニスをしごくようにしながら、強く吸いあげてやる。そうすれば良いと誰かに教わったわけではなかったが、久保の声が高くなる。満足してくれているのだ。
「あ、それいい。あ、うん。いいよ。その調子でもっと強く吸ってみて」
 久保は言ったかと思うと、いきなり口の中ではじける感じ。あッ! 先日みたいに、また放出したのだ。とっさに口から吐き出そうとする。久保がそうさせまいと、頭を押さえつけた。しかし、今日は由香里の動きの方が早かった。勃起したものは、口の外に出た。
 ホッ。逃げられたと思った瞬間、えっ、あッ。ダ、ダメッ。由香里はあわてて目の前のものを払いのけようとした。でも間に合わなかった。その先端からほとばしるものが、自分の顔面を直撃した。
 やーッ。これだったら、口の中で出してもらった方がよかった。顔面にほとばしった白い熱液にまみれながら由香里は、内心で悲鳴を上げていた。

     2

 ホテルのプールにはまだ人が少ない。新しいホテルだからだ。新聞や雑誌で宣伝しているみたいだけど、ほとんどの人は知らないだろう。
 でも水は澄み切り、太陽に水面がキラキラと輝いている。プールサイドにはブルーとホワイトのタイルが張られ、白い真新しいデッキチェアーやパラソルが南国ムードをかもし出している。人が少ないのが、かえって好ましいぐらいだ。
 由香里は久保と二人で好きなだけ泳いでみたかった。でもプールの中に落とし物があった時や、溺れかけている人を見つけた時は飛び込んで泳げるが、それ以外は許されないことになっている。面白くないけど、バイト中なのだから仕方がない。
 見張り台に腰掛けていると、下から声。
「居眠りするなよ。みっともないぞ」
 久保だった。ブルーのパンツ姿で、裸の上半身がたくましくまぶしいほどだ。
「居眠りなんかしないわよ。ちゃんと目を開けてるわ」
「そうか。これは、失礼致しました。目が細いからかな。眠っているみたいに見えちゃったよ」
「失礼ね」
 由香里は口を尖らせた。
 
 
 
 
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