官能小説販売サイト 川口青樹 『携帯メール変態ペット』
おとなの本屋・さん


川口青樹    携帯メール変態ペット

(C)Seiju Kawaguchi

◎ご注意
本作品の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
個人利用の目的以外での複製等の違法行為、もしくは第三者へ譲渡をしますと著作権法、その他関連法によって処罰されます。


[初めまして私は、Mの身体を持ち、Mの血が流れている、変態ザーメンペットの(仮名)と申します]

 こんな電子メールが私の所へ入って来たのは、二〇〇〇年十月の上旬だった。

[(注)何日かのスポーツ新聞で、こちらのホームページを知って以来、Mの身体はうずきっ放しです。
 どうか私、変態ペットの有希をメールで調教して頂きたく存じます。
 貴方をご主人様と呼ばせてください。
 経歴
 一昨年にOLで某会社へと就職しまして、そこで部長にM女の開発を施してもらいました。
 その部長は昨年に他界してしまい、私は残されてしまったのですが、どうにも教え込まれた変態の血が疼いてなりません。

 プレイ経験
 スカトロ・道具・野菜・拘束・放置……。
 たいていのことは調教済みですが、一番過激だったのが浣腸散歩でした。
 ご主人様の黄金水と牛乳を、お尻に頂きアナルストッパーをして、ノーパンで膝下二十センチ足らずのミニで、白昼に散歩して頂いたのです。
 身長 百五十四センチ
 体重 ?
 B八十六・W五十二・H八十八センチ
 血液型 B
 好きな服装は、黒のシースルー系のブラウス・同色のミニです。
 好きなプレイは、野菜オナニー・浣腸・雌犬プレイです。
 精一杯御奉仕させて頂きますので、こんな汚れきった雌犬変態ペットをどうか引き取って下さいませ。
 Mとしてでなくては生きてゆけません、お願いします。
 メールのみで宜しくお願いします。
 プレイ時間は携帯メールのみで、AM十時〜AM一、二時くらいです。
 貴方をご主人様と呼ばせてください]

  (注)スポーツ新聞
   二〇〇〇年十月二日(月)の日刊スポーツで、「M女をメールで調教」というタイトルでホームページ「エムドリーム」が紹介されたことを指す。

 私の主宰しているM願望女性向けのホームページ「Mドリーム」では、希望者にメール調教も実施している。
 それで依頼があることは珍しくないのだが、今回の場合は、最初から過激な内容だった。
 だが、同時に相手の方の切実なる思いが伝わって来る内容でもあった。
 それにしても彼女のプレイへのキッカケは何だったんだろう。
 この点をしっかりつかむことによって、今後のプレイ展開へのヒントになるので、私は次のとおり返事を出した。

 有希様
川口 青樹
  (注)ホームページ「Mドリーム」
  http://www.mdream.jp
  メールマガジン「Mドリーム」
  http://www.amds.jp/magazine/127.html

 今晩は。
 川口と申します。
 お便りありがとうございます。
 プレイパートナーの方が、しかもどうやら初めてのお相手の方のようですが、お亡くなりになってしまったとは、おつらいことでしたね。
 パートナーがビジネスマンの場合、転勤のため別れてしまったというケースが多いようにお聞きしていますが、このような永遠のお別れは初めておうかがいしました。
 さて、私の方では基本的に貴方のプレイ願望をかなえるのが主旨ですので、本来ですとメール調教ご希望の方には、
一、十八歳以上である旨のことわり(例:「十八歳以上です」)
二、御自分の願望されているイメージ
三、二、を描かれたキッカケ
四、これだけはしたくないというプレイ
五、お呼びする時のお名前(仮名で可)
六、今回こちらの調教を希望されるにあたってお知りになった媒体(ホームページ、iモードホームページ、メールマガジン、掲示板、SM雑誌広告、その他)
 をご連絡頂いてから、私が調教プランを考えてスタートとなるのですが、今回の貴方からのお便りで大半が理解できました。
 つきましては次の点もご連絡下さい。
 
 
 
 
〜〜『携帯メール変態ペット』(川口青樹)〜〜
 
*このつづきは、ブラウザの「戻る」をクリックして前ページに戻り、ご購入されてお楽しみください。
 
「川口青樹」 作品一覧へ

(C)おとなの本屋・さん