|
|
|
|
江戸の、超えてる艶ばなし |
|
2002/08/02 |
|
|
澤村 健 |
女は、すぐに使用に及んだ。紐は使用時に太腿に固定しておくためのものと分かった。まず、自分の右手で性毛のむらがりを掻き上げ、もっと奥へと指先を滑らせていく。女の身体は女が一番よく知っていた。まして、いまでは自分の身体を男にいじらせてきた過去が悔やまれてくる。舟状にゆるみ開いた秘所の上端の、莢から飛びだしかけた敏感な突起を親指の腹で揉みつぶすように弄いころがした。いい気持ちである。今度は空いている左手で乳房を変わるがわる持ち上げ、先端で熟れつつある朱色の実を口に含んだ。愉しい江戸の艶ばなし満載、「現代語訳シリーズ」その二。 |
価格:300円+税 |
|
|
|
|
|
江戸の艶ばなし |
|
2002/03/22 |
|
|
澤村 健 |
「本日から男に変わるための戦いですぞ。女らしいものは、すべて取り払って暮らさなければなりませぬ」これが祈祷坊主の、それぞれに対して最初に発した言葉である。続いて、意味の分からぬお経が唱えられ、一人ずつ衣類の一切を剥がされていった。祈祷坊主も二人に立ち向かうときは目の前で丸裸になる。頭がつるつるに剃り上げられているから全身が男根を連想させ、淫靡の極みを見せつけるようだった。その頭を娘たちの股間に埋め、お経の旋律で全身を隅なく撫ぜさすったのである。そして、最後に耳の底に畳み込む要領で、そっとこう囁いた。「現代語訳シリーズ」その一。 |
価格:300円+税 |
|
|
|
|
|